不安を感じやすい人は自分でストレスと病気を吸い寄せてしまう

5.Juni.2016

内科医のメンタルとストレスと病気に関するブログへようこそ

ドクトルSUZUKIです!
代々医師の家系で、現在内科医をやっています
ゆくゆくは開業医としてやっていきたいと思っています

内科医をやってると色々な患者さんが来ます
ストレスが強い状態で生活している人ほど病気になりやすい
病気になるとそれがストレスになって長引いていくという悪循環にはまっていっています

ストレスがない人や感じない人はすぐ回復していっています

そう…ストレスは病気と非常に密接です
メンタルが強靭な人間は回復力も早く精神的にも健康に生きられています
精神が充実していたり、くよくよしない生き方ができていると病気にはならないってことですね
いい事ずくめで生きていて楽しいでしょう

ストレスにもろくて悩みやすい人ほど病気になりやすくて不健康になってしまうことはひしひしと感じてます
メンタルもやられるし悪いことばかり続いていきます
自律神経のバランスが崩れやすくとっても不快な症状が出てきます
常に緊張と不安の連続だから神経伝達物質の働きも鈍くなっていきます
免疫力も無くなり風邪もひきやすくなってストレス要因が増えます

ストレスに強いか弱いかによって病気になる率も大きく変わって生活の質もガラッと変わります
生活の質が悪いといくら長生きしてもつらいだけです



僕も身をもってストレスによる疾患悪化を経験してきました
医者の不養生と言われたらそれまでだけど風邪や病気にかかりやすいタイプでした…
メンタル面が大きな原因です

幼き頃から父親がとても厳しくて何としても一流医学部に行き医師にならなければ殺される…という環境でした
大げさじゃなくその他の道なんて考えていることを匂わそうものなら鉄拳が飛んできました

だから僕はストレスをずっと抱えて生きてきました
先祖代々の医師一家にはものすごい重圧があってたぶん父もそれで苦しんできたんだと思う
しかし乗り越えたのだから我が息子も当然乗り越えられると思うのは当然

だから僕はできて当たり前、できないのはありえないという環境で育ってきた
そんなんだからいつも緊張感が家にあった
どことなく幼稚園のころから生きにくさを感じていたんだと思う、今振り返ってみると…

僕もプライドがあったから世間に笑われないように気張ってきて父と同じ大学に入り無事医師になれた
だけど無理をしてきたのも確か
教育虐待という言葉が最近では言われているが僕はまさに当てはまっていた
父の前では萎縮して生きていた
それ以外の態度は父にとれなかった

僕はアダルトチルドレンだった
心が空虚で感情を押し殺して生きてきた

しかし不幸せな空気を出さないようには気をつけていた
だから誰も僕の心の中を知らなかっただろう
僕が人知れず苦しい思いを抱えて生きてきたなんて信じられない人も多いと思う

お気楽とかお調子者と言われてきた
それはそう僕が演じていたから
そうしないと身が持たなかったのかもしれない



そういうわけで僕はストレスだらけだった
ストレスがひどくなって胃潰瘍になったり自律神経失調症になって頭痛や吐き気が頻発するようになった
不快な動悸も常だった

そういう経験を経ているから僕はストレスと健康的生活にとても興味をもつようになった
だから診察も必ずストレスがあるかないか聞いています
内科医だけど心療内科的なアプローチをしてます

それが結構患者さんに好評です
病気で苦しんでいる人はストレスフリーの生活をするかストレスに強くなることが大事
くよくよ悩む人はメンタルの面だけではなく病気にもかかりやすいと言えます
だからもっとメンタル面に気を使って生きてきましょう

このブログもストレスと健康、精神面と肉体面について書いていこうと思います
よろしくどうぞ!

スズキ


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