自律神経失調症をこじらせた内科医の話 幸せなことって何?医師の立場から抗うつ剤はオススメできない。けれども──

16.Oktober.2016

ストレスが原因の病気と症状 健康とストレスと病気を考える

ストレスは万病の元ですが具体的にどんな病気や症状につながってしまうのか??

ちなみに僕は自律神経失調症になりました



慢性的なストレスを好きでもないのに受け続けていたので当然の帰結ですね…
ストレスっていうのは一時的なものならば人間は回復できます
それぐらいの耐久性能を持っています


だけど僕はアダルトチルドレンだったのでとにかく生きにくい
ストレスも簡単に浴びてしまう
医師を目指してきたから当然ストレスが身体にやばいということは知識として知っていた
だけどストレスは恒常化してしまうと抜け出すのは不可能

僕の場合
『生きること=ストレスを感じること』となってしまっていたから
ストレス要因が生きていること自体だったから抜け出せないのは当たり前ですよね


さて僕の経験はさておきストレスがどんな病気や器質的疾患につながるのかを書いていきたいです

まずは主に精神面の疾患からいきます!
その次には器質的疾患を書きたいと思います


自律神経失調症

真っ先に自律神経の働きが狂います
ものすごく繊細な働きをしているからすぐにバランスが崩れてしまいます
一時的ならば回復しますが恒常化してしまうと自律神経失調症になっていきます


うつ病

ストレスがずっと続いていくと脳の働きがおかしくなります
自律神経も乱れるし神経伝達物質の働きも狂っていきます
不眠症や機能的疾患や器質的疾患が生じるとなおさら抑うつ状態に入っていきます
ある一線を越えるとうつ病です 
根性でなんとかなる病気ではありません
しかし完璧主義者の人ほど頑張ってしまいストレスを溜めていくのです 


適応障害

適応に障害をきたすとストレスになりそのストレスが適応への障害を悪化させていきます


偏頭痛

偏頭痛にはストレスが大いに関係しています
緊張状態や焦燥感や不安状態が続くとそれがものすごくストレスです
そのしわ寄せが偏頭痛として顕れてしまうのですが日本人にとても多い症状です
僕も経験がありますが毎日イライラします
これが一生続くのかと思うと発狂したくなりますし憂鬱になります
しかし原因はあります
ストレスが多くを占めてします


メニエール病

ストレスが引き起こしていると考えられています
めまいや難聴や耳鳴りが出てしまいます
これも自律神経のバランスが崩壊した時に起きます


過敏性腸症候群

緊張すると下痢をしてしまうという経験は僕にはよくありました
過度のストレスにより腹痛、下痢、便秘、ガスが出てしまう、腹部膨張感などの症状が出ます
社会生活する上でとても障害になってしまう症状ですが
検査をしても器質的疾患を発見できないためわけが分からず苦しんでいる人は多いです


過換気症候群

ストレスがマックスになると息苦しさを感じたことはありませんか?
あるいは過呼吸になったり…
これが過換気症候群です
パニック障害につながってしまうため発作が起きてしまうと
次からは起きたらどうしようという予期不安が生じます
予期不安は常にストレス要因となりますます症状が悪化していきます

負のループに陥ると色々な症状が出てしまいます
 

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