自律神経失調症

29.Juni.2017

心気症克服には潜在意識から変わるしか方法はなし 内科医の心気症ブログ

心気症については前にブログで書きました
心気症の恐怖 不安と健康と病気を考える
(こちらもお読み下さい)

心気症で悩まれている方はとんでもない数に上ると僕は実感しています
僕の病院に来る方もそうですし、こうやって自律神経健康ブログを更新して、
多くの反響があります
やはり誰もが病気と健康のことについて深く考え、悩んでいるんですね

心気症の方は周りの人が『心配のしすぎ!!』と呆れても、自分を責めないで下さい
誰だって病気になったらどうしようとか、健康で生きられないことの恐怖感をもってますから
僕も絶対に患者さんに「気のしすぎ」とは言わないようにしています

僕も気持ちがよくわかりますから
自律神経失調症で身も心もボッロボロの時に、おそらく心気症を発症していたと思います
現実に自律神経がおかしくて不定愁訴として苦しんでいたわけですけど、
実態の疾患以上に、病気について不安に感じていましたから
医学を勉強してきた者として恥ずかしい限りですが、
いくら医学知識が身についても、メンタルヘルスは別の問題です

体調が悪い時は悪いことしか考えられないものです
精神的にも器質的にもコンディションが崩れている時に、健康な自分を想像してルンルン気分にいられるわけがありません!!!


医師は精神科医も心療内科医も内科医もそうなんですが、
ストレスや過度の不安が本物の病気を生み出すことは意見が一致していると思います
心気症の人の一番怖いところはストレスが行き過ぎてしまうところです

ストレスが胃に穴を開けたり、老化を早めたり、円形脱毛症になる話はよく聞きますよね
ストレスで何か器質的疾患として症状が現れたら、心配が現実化してしまうんです
こうなると次の検査で器質的疾患がないという結果が出ても「誤診かもしれない」と思います
検査で白となっても、それがストレスになってしまうんですね

だから、心気症になってしまった人は検査が白でも黒でも陰性でも陽性でも、
ずっと何年も心配し続けてしまいます
これはノイローゼ(神経症)の一種と言っていいと思います


極度の心配性をどうやって克服していくべきかが次の話です
人それぞれ歩んできた人生があります
その中で身内の人に大きな病気をしたとか、ある病気になりやすい家系だとか
誰かを病気でなくしたというトラウマを背負っている人が心気症になりやすいです
それとは別に、防衛本能が自分の肉体面で強い人がなります

いずれにしましても
その人の意識のもっと深いレベルの潜在意識で病気への心配が刻み込まれてしまっています
潜在意識が病気への恐怖を持ってしまっている以上、
本人がいくら『心配ない、病気じゃない』と自分に言い聞かせても、
潜在意識がそう思ってしまっているため、いい風に思い込めないわけです

まして、僕のような医師が「心配しすぎですよ、異常ありません」と説明しても、ちょっと安心するかもしれませんが、すぐに潜在意識が『やっぱり病気かもしれない』と心配になるわけです
安心はいつまで持ちません
自分で病気への心配を見つけようとしてしまいます
これはすべて潜在意識からの指令です
僕たちは潜在意識によって支配されていると言っていいでしょう

だから、潜在意識から変えない限り心気症は治らないというのが私の結論です
心気症になる潜在意識の原因が解消されない限り、いつまでも心配し続けることになり、
ストレスばかりになり体調までおかしくなります
まず真っ先に自律神経のバランスが崩れます
自律神経の働きが異常になると、明らかに息苦しさや動悸の激しさやめまいや吐き気やいらいらや落ち込みがひどくなっていきます

こうなると心気症がもっと悪化します
『病気かもしれない』心配が現実化してしまったわけで、
この時の強い不安が自分の潜在意識に
ますます心気症や病気のトラウマを刻みつけてしまうからです
これはどこかで負のサイクル断ち切らないといけません

心気症治療で抗不安薬を出されたり、SSRI,SNRIが出されたりします
僕はこれらの向精神薬では心気症を根本から治すことができないと思っています
これらの薬は脳内の神経伝達物質をコントロールを無理やりする薬です
そして副作用も残念ながらついて回ります(理想的な薬はありません)

潜在意識の病巣やトラウマまで治すことができないのです
トラウマは記憶と感情です
記憶と感情を薬で消せますか?
もし消すことができたら、とんでもない副作用が発症します
それはもはや薬ではなく毒薬です!

都合の悪い記憶と感情を僕たちは潜在意識の深いところに抑圧して生きています
抑圧しても潜在意識には残っているものだから、心配や不安が出てきてしまうわけです
この記憶と感情を解放させてやらないと心気症は良くなりません
心はとても厄介ですよね

潜在意識からトラウマや心配、不安を取り除くことを僕は経験しています
そして成功することができました
それについては長くなってしまったので、こちらの記事を読んで下さい

僕の心気症、自律神経失調症、アダルトチルドレンが克服できた話




sunshinering at 21:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

25.November.2016

医師の立場から抗うつ剤はオススメできない。けれども──

西洋医学と薬は切っても切り離せません
精神医療も向精神薬、向精神病薬による治療がメインです​

そこではたして飲んでいる薬が安全なのか? 副作用があるのか?
そういう所が気になると思います。

僕もご多分に漏れずアダルトチルドレンとして生きてきました
自律神経失調症にもなりました
自律神経失調症にも当然のことながら治療を受けに行くと薬を出されます

しかし自律神経失調症の特効薬はありません
自律神経の乱れを直接治してくれる薬はないということです
つまり別の方向から自律神経のバランスが崩れているのが修復されるようにする薬を出されるということです
 
不安や緊張が極度に出てしまうのを冴えたり、薬の力を使って眠らせることで交感神経の働きを抑えたり、抗うつ剤を用いたりします
抗不安薬、睡眠薬、抗うつ剤を飲むことになるんだけど、どれも薬に依存しやすい種類のものです


最初はそれによって精神のバランスが整えられたらいいのだけど、依存が続くと副作用がひどくなっていきます
副作用に恐怖して薬を立つと離脱症状に苦しめられたりします

僕は抗うつ剤SSRIのパキシルの恐怖をよく知っていました
(知識だけですが)
だから、抗うつ薬だけは絶対に飲みたくなかったです
薬で脳の中枢神経を増やしたり抑え込んだりすること自体、私の治療観には相容れないものでしたし


それに自律神経失調症には特効薬がないため、薬を飲み続けていても埒が明かないとうこともあります
もっと根本的に治さないといけないわけです

僕はアダルトチルドレンでしたし、もともと父親からの感情的な抑圧を強いられてきたわけで、そこから治さないといつまでたっても自律神経失調症は治らないということになります

薬でもし自律神経失調症やうつ病など精神疾患が治ると思っているのならば、それは幻想だと言っておきたいです
抑え込んでいることに成功しているだけで、いつぶり返すがわからないことと薬がいつ効果が出なくなるか、副作用として牙を自分に向けてしまうかわからないということに留意して下さい


精神的にかなり参っていて、精神科に相談して薬をもらうけれど、常に依存性のこと副作用のことを頭に入れておくべきだと思います
ただし向精神薬の類はオススメはしないけれど必要なのも確かなんですね

だから取り扱う側の医師がもっとちゃんと薬のことを
説明した方がいいと思います
患者さんはどうしても薬を飲んで楽になりたい一心です
その思いを叶えるために医師は薬を安易に処方してしまいます

だけどそれはお互いにとって結局は良くないことなのかもしれません
精神疾患がどうしても薬でしか治せないという幻想がある限り、この問題はずっと続いていきそうです

私の自律神経失調症やアダルトチルドレンを解決に導いてくれたセラピストの岩波先生なら根本解決が誰よりも可能だと思います
そういう意味では大推薦なのですが、いかんせん一人の力では絶対数をこなすことは難しいわけです
今でも満員だからこれ以上はなおさら困難でしょう

だからもっと精神医療が薬の対症療法だけじゃなく、根本的なアプローチをした方がいいと思います
しかし言う易しで、根本的に治療できる医師はほとんどいません

残念です


僕は抗うつ剤に依存してしまう気持ちはよくわかります
人生はそううまく自分の思い通りにいかないもんです
もし僕が岩波さんに出会っていなかったら、自律神経失調症が長引き悪化して、うつ病になっていたのかもしれません
そうなったら他にどんな解決方法が残されていたでしょうか?

おそらく色々なことにもがきながらチャレンジしたと思います
でも結局根本的に克服できず、現状のつらさから抜け出すために抗うつ剤を服用していたのかもしれません
うまく薬をコントロールすればいいという大義名分を僕は作っていたでしょう

でもそううまくいかないのが現実のようです
抗うつ剤に依存して薬漬けになっている患者さんの数はかなりにのぼります
どれだけ社会的損失が発生しているのか……
欧米など先進国でもかなり深刻な問題のようです

こちらのブログを書かれている方は不眠症の段階で抗うつ剤に依存をしてしまい、うつ病に悪化してしまったそうです
私と同じ岩波先生の神経症克服プログラムで最終的に解決しましたが、向精神薬や医原病のことについての体験が書かれてあります
医師としても気をつけなければならないと思っています 


sunshinering at 01:44|PermalinkComments(1)

16.Oktober.2016

ストレスが原因の病気と症状 健康とストレスと病気を考える

ストレスは万病の元ですが具体的にどんな病気や症状につながってしまうのか??

ちなみに僕は自律神経失調症になりました



慢性的なストレスを好きでもないのに受け続けていたので当然の帰結ですね…
ストレスっていうのは一時的なものならば人間は回復できます
それぐらいの耐久性能を持っています


だけど僕はアダルトチルドレンだったのでとにかく生きにくい
ストレスも簡単に浴びてしまう
医師を目指してきたから当然ストレスが身体にやばいということは知識として知っていた
だけどストレスは恒常化してしまうと抜け出すのは不可能

僕の場合
『生きること=ストレスを感じること』となってしまっていたから
ストレス要因が生きていること自体だったから抜け出せないのは当たり前ですよね


さて僕の経験はさておきストレスがどんな病気や器質的疾患につながるのかを書いていきたいです

まずは主に精神面の疾患からいきます!
その次には器質的疾患を書きたいと思います


自律神経失調症

真っ先に自律神経の働きが狂います
ものすごく繊細な働きをしているからすぐにバランスが崩れてしまいます
一時的ならば回復しますが恒常化してしまうと自律神経失調症になっていきます


うつ病

ストレスがずっと続いていくと脳の働きがおかしくなります
自律神経も乱れるし神経伝達物質の働きも狂っていきます
不眠症や機能的疾患や器質的疾患が生じるとなおさら抑うつ状態に入っていきます
ある一線を越えるとうつ病です 
根性でなんとかなる病気ではありません
しかし完璧主義者の人ほど頑張ってしまいストレスを溜めていくのです 


適応障害

適応に障害をきたすとストレスになりそのストレスが適応への障害を悪化させていきます


偏頭痛

偏頭痛にはストレスが大いに関係しています
緊張状態や焦燥感や不安状態が続くとそれがものすごくストレスです
そのしわ寄せが偏頭痛として顕れてしまうのですが日本人にとても多い症状です
僕も経験がありますが毎日イライラします
これが一生続くのかと思うと発狂したくなりますし憂鬱になります
しかし原因はあります
ストレスが多くを占めてします


メニエール病

ストレスが引き起こしていると考えられています
めまいや難聴や耳鳴りが出てしまいます
これも自律神経のバランスが崩壊した時に起きます


過敏性腸症候群

緊張すると下痢をしてしまうという経験は僕にはよくありました
過度のストレスにより腹痛、下痢、便秘、ガスが出てしまう、腹部膨張感などの症状が出ます
社会生活する上でとても障害になってしまう症状ですが
検査をしても器質的疾患を発見できないためわけが分からず苦しんでいる人は多いです


過換気症候群

ストレスがマックスになると息苦しさを感じたことはありませんか?
あるいは過呼吸になったり…
これが過換気症候群です
パニック障害につながってしまうため発作が起きてしまうと
次からは起きたらどうしようという予期不安が生じます
予期不安は常にストレス要因となりますます症状が悪化していきます

負のループに陥ると色々な症状が出てしまいます
 

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sunshinering at 19:37|PermalinkComments(0)

15.Oktober.2016

自律神経失調症をこじらせた内科医の話 幸せなことって何?

僕は自律神経失調症が長引きこじらせ機能的疾患に苦しめられてきた
原因は家庭環境
具体的には父による教育虐待と精神的抑圧からだった

アダルトチルドレンとして生きねばならなくなった
つねに緊張感があり気持ちが安らぐことができない
自律神経が乱れやすくストレスがあるとひどくバランスが崩れた
ストレスが長く続いてしまったときついに自律神経の働きが恒常的におかしくなってしまった

自律神経は自分の意志ではコントロールができない 
代々医師一家だった僕は医師になるべく勉強してきた
だから自律神経を整える方法を知っていたし実践した
しかしどうしても回復してくれなかった

なぜか?
精神面の乱れは医学知識で対処しようとしても難しい
精神面に目に見えない
特に自律神経は意志の力でコントロールすることは非常に難しい


途方に暮れるしか無い
自律神経がおかしくなったまま僕はそれでも勉強を続けていた
しかしどうにも肉体的にも精神的にもしんどい

交感神経がおかしくなっていることは知識で知っていた
だけどどうにもできないのが自律神経だ
交感神経、副交感神経の働きを自由にコントロールできる医師はいない


動悸がひどく息苦しさがあった
特に頭痛が嫌だった
最初は頭が重かったが緊張性頭痛が起きるようになると常にイライラするようになった

これがずっと続くのか
最悪だ
なぜこんな目に合うんだ!!
なぜ治らない?
終わりの見えない苦しみはとてもつらい…

それもやばいほどのストレスになる…
身体も緊張し続け血液循環も悪化したという自覚があった
虚血感や血管が収縮した感覚もあった


脳が働かないから勉強にも身が入らない
成績も急降下していった

医師になるための最低ラインギリギリのところでしか頭が働かなくなった

緊張、不安、それが続くことの恐怖、何とかしないと生活の質がもとひどくなる焦り…
ストレスが健康を害し機能的疾患をひどくし
いずれ僕は器質的疾患にまで至ると思った

生活の質が崩壊した人間は幸せではない
幸せに生きられないように運命づけられている僕の人生は何なのだろう?
父を恨んでも始まらない
現実の自律神経失調症が治らないからだ
恨みで治るなら簡単なことはない

恨みはもっと心の抑圧を作ってしまう
精神面がもっとすり減らされていく…

ストレスは健康を大きく損なう
内科医になってからもそれは思い知ったが
若い頃から僕はそう自覚し無くてはならない人生を送ってきた


薬を服用しながら何とか日々をしのいできたが未来は暗かった
漢方療法、運動療法、自律訓練法、瞑想法、認知行動療法など
をやってきたが
やればやるほど原因解決の難しさにブチ当たってしまった…

アダルトチルドレンの自分を根本から解決しないければおしまい
だと思った
思えば最終的に解決できた方法に出会うまで何年も時間を無駄にしてしまったなぁ…
もっと早く解決できていたら良かった

ギリギリ医師免許を取得できたものの医師としてやっていく自信なんてゼロだった
今は自信が持てているがもっと早く自信を持って生きたかったな…
緊張から解放して安心を感じながら生きてみたかった…



これも解決できたから言えるセリフなのだから贅沢だと思いたい
幸せなことだ
今も苦しんでいることに比べれば

今は頭痛もないし緊張もないし不安もない
患者に自分の苦汁をなめてきた経験を噛み砕いたアドバイスをできている
精神面からのサポートも血肉となった経験則からできている

患者さんの笑顔がとてもうれしい
他の医師ではアドバイスを本質的にできないこともできるからだ
不定愁訴は本当にどの医師も対応に困っている

やっとわかってくれる先生に出会った!という笑顔と喜びの表情は
とてもうれしい!
医師という職業についてとても幸せに思える瞬間だ! 


健康的に生きられるってなんて幸せなことなんだろう…
本当にそう思います 





sunshinering at 22:27|PermalinkComments(0)

7.August.2016

健康とストレスと病気 不安神経症から不眠症になり本当の病気になった女性の例

私のところに来た女性の患者さんの例です

彼女は必要以上に体調を気にし
それがストレスにより不眠症となり
ついに不安神経症となってしまいました

そして本物の病気になってしまった
ストレスがストレスを呼びメンタル面から崩れ本物の器質的疾患に至ってしまった例です
ストレスが健康をいかに害し病気へとつながってしまったかわかります

そしてもう一つ重要なことは医師の何気ない一言で体調を必要以上に気にして
病気への恐怖に支配されて不安神経症が始まってしまったということです
つまり医師の言葉は非常に重みを持ち患者さんの人生を大きく左右してしまうということです

だから僕も気をつけなくてはいけないと思いました
この患者さんから話を聞いてから本当に気をつけて言葉を選んでいます



元々の発端は胃腸の不快感がずっと続いたことで内科に行ったそうです
まだ結果がクロだと分かってないのに内科医の医師から
「これはちょっとまずいかもしれませんねー」の言葉を吐かれ
非常にショックを受けたそうです

その医師はもともと怖い顔をしていたそうで余計深刻に受け止めてしまったということです
それ以来ガンではないかと心配になり一層胃腸が痛みだしたそうです
不眠も徐々に始まり
身体が休まらないともっと悪化するのではないかという恐怖に支配されました

内視鏡検査をした結果「腫瘍のようなもの」があるかもしれないと言われました。
女性には2人の子供がいて
まだまだ小さい子供がどうなってしまうんだという不安で完全に不眠症になってしまったそうです

ストレス、不安でどんどん胃腸がキリキリ痛んでいく
立ってもいられないほどの目眩やたちくらみ、吐き気も始まり
いよいよ本物のガンではないかと確信し始めたそうです

仕事も休職して休もうとしたけれどQOLは完全に崩壊され
子供の世話もできなくなり夫に頼ってしまう罪悪感も生まれました
未来への不安と子供たちへの心配、病気の可能性、はっきりある自覚症状…

メンタルも完全にやられてしまい抗不安剤を服用するようになりました


しかしその『腫瘍のようなもの』は悪性でもなく
ちょっとした腫れで問題ないと言われたそうです

医師に不信感を持った女性は色々な病院を訪ね歩きました
結局重大な疾患はなくその時は安心したそうです


ですが一度刻み込まれたトラウマのような健康不安が消えることはなかったとのこと
不眠は続き偏頭痛が起き吐き気も目眩も続く…
疾病恐怖症のように病気への恐怖と不安だけで日々を過ごしていました

会社にも復帰したものの以前のような働きができず
産業医に相談した所心療内科を紹介されました
そこで不安神経症と言われたそうです


もう抗不安剤を手放すことができず睡眠導入剤の量は増えていきました
それでも健康と病気への不安と懐疑心は抑えられず薬もますます効果が出なくなりました

薬の副作用もひどくなりその副作用も病気のせいではないかと疑い出しました
器質的疾患はないのに器質的疾患を見つけ出せないと気がすまない
負のサイクルに入ってしまいました…

どの病院に行ってもガンはない
でも不安でたまらない
考えることは体の不調のこと…
毎日がストレス
寝ても不眠症起きても健康不安とストレス


そして病気への恐怖のストレスがストレスを呼び続け
悪い流れを断ち切れないまま交感神経ばかりが優位になりました
血液循環や粘液分泌が阻害されたり減少したりして胃粘膜の抵抗力が弱まり
自らの胃液により炎症が起きました
神経性胃炎、ストレス性胃炎でしょう

ストレスにより自律神経のバランスが崩れるとどんな人間でも
病気になりやすくなります
生活の質が著しく害されます
私もそうでした


病院への不信感から様々な民間療法を手当たり次第やり続けていた結果 
胃炎がガン(初期状態)に発展してしまいました
そのときに私のところに来たのです

話を伺ってみると上述した経緯でした

本物の病気をストレスが作り出してしまったいい例でしょう


 
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8.Juli.2016

心気症の恐怖 不安と健康と病気を考える

『病は気から』
これは完全にその通り
ブログにこれまで書いてきたように
不安やストレスは心のバランスを乱すだけでなく本当に病気にしてしまいます

機能的疾患が生じたり自律神経のバランスがストレスで乱れるだけでも
『生活の質』が低下していきます
実際に病気になったり器質的疾患になったりしたら
普通に生きるさえ難しくなります

体調を崩すと精神面も崩れる
いいことは一つもありません

内科医としてこんなことを言うのは何ですが…
ちなみに病気になってしまったら受け入れるしかありません
悩んでも始まりません
厳しいことを言うようですが悪循環を断ち切るのは割り切る力だけです
起きてしまったことをずっと悩むのは愚の骨頂です
落ち込んでもいいしショックを受けてもいい
未来に絶望してもいいけれどどこかで立ち上がらなければいけません

それが病気に打ち勝つ最大の方法です
もちろん治療は最善の方法でやるべき
しかし最初に精神的に乗り越えなければ打ち勝てなくなります

 

病気に対して過度に不安を感じつづけることはいけない
健康に気を使うことはぜひやってほしいです
でも『心気症』になるぐらいの病気への不安は逆効果です

僕のところにも『心気症』としか考えられない患者さんが来ます
『心気症』とは自らの身体の異変や症状に対して誤った解釈をしてしまい
病気にかかってしまっていると思いこんでしまうメンタル面の症状です
実際病気じゃないのに病気かもしれないと思いこむ不安の力は
僕らが説得して打ち消せるものじゃないです

不安障害の一種ですが心気症でいることが一番の病気になる近道だということを言っても
本人は納得しないんですね
いやいや本人も実は「気にすることはない」とよく知ってます
だけど不安が消えない
だから過大なストレスです
そのストレスが自律神経の働きを乱していく

内蔵にもストレスは負担をかけ
例えば胃潰瘍になってしまうと心気症ではなく「やっぱり病気やったんか!」となる
今まで気のせいだと思いたかったけれど
今度は実際になってしまったから自分の身体はやばいという不安がもっと強まる

『病は気から』が本物になってしまうわけです


心気症は認知の歪みから生じます
しかし不安という感情は
自分が歪んだ認知を持っているとわかったからと言ってなかなか消えてくれない
なぜなら人は生きていれば病気になるものだから
本人が病気になった時「不安はやっぱり当たるんだ」という変な成功体験と確信が生じちゃうからです

第三者が「心気症です」と言っても
本人からしたら的外れな指摘にしか思えないわけです
もしかしたら?という確立が1%でもある限り病気の不安は続いていきます

また例えば「私は胃に重大な疾患があるんじゃないかしら」という不安があるとしましょうか
もちろんそれは心気症のなせる思い込み

しかし常にお腹のことばかり意識し続けます
それも病的な意識を使って…
神経が過敏になりお腹のことしか考えられない
お腹がゴロッと鳴っただけで不安に感じてしまう

そんなことが続いていたらストレスで胃に負担が来ます
「やっぱり」という不安が大きくなりストレスも比例してひどくなる
ますます胃も負担が来る

そして胃潰瘍に実際になっていく
で病院に行く
病名を告げられる
疑惑が確信に変わる
まだ他に重大な疾患が隠されていないだろうか?
また不安になる
これを続けていきます…
 

いつも不安で胃がんを疑う
検査で異常がないと診断されても
医師から「安心して下さい、何ともありません」と言われても決して不安は消えない
「気になさらないで下さい、体に毒ですよ」と言われても反発するだけ

心気症の怖いところはそれで不安が収まったとします
それで安心して暮らせるのが普通だけど今度は別の体の異変を探しはじめてしまう
だからずっと病気不安が続いていきます…



僕も自律神経失調症だった者として心気症の方のお気持ちはよくわかります
 内科医のくせに風邪にかかりやすい不届き者でしたが
体調が悪いと器質的疾患があるせいだと不安に思っていたものです
「メンタルもやられているのにその上に病気になったら生きていけない、シャレにならん!」
なんて怯えていた時期があったから


内的なトラウマを無くしストレス源を処理し自律神経失調症が解決してから
そんな病気への不安が無くなりました
だからストレスや不安が健康を害し病気を生み出すことを
身を持って知っているつもりです
だけど今では「病気になってもそれがどうしたんだ、なってみせなよ、さあほら! 早く!」と
強気でいられています
だから本当に風邪すらひかなくなったんです

病気になってもいい覚悟…これは不安とは真逆です
それが身についたことは今後の人生にとって大きなプラスとなりました

どこで身についたかというと脳覚醒プログラムと神経症克服プログラムです
岩波先生の考え方はとても鋭く力強いものが多くてとても参考になりました
病気になっても不安があっても逆転の発想をして
「それがどうしたんだ、なってみせなよ、さあほら!」という考え方を教えてもらいました
無意識に叩き込んでくれました 

不安から逃げるのでもなく消そうとするのでもなく
不安を受け入れる覚悟と逆に立ち向かっていく勇気がすべての不安を無くしていく
この思考は生活の質を保っていく上で絶対に必要なことだと思います

病気への不安は僕らは生きている限り絶対に無くすことができない
だからどう病気への解釈を逆転させどういう態度を示すかが
これから病気に極力ならない一番の方法だと僕は思います

病は気から
絶対的な真実です


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3.Juli.2016

自律神経失調症をこじらせるとうつ病になる ほったらかしは危険

自律神経失調症はとらえどころが難しい症状です
メンタル面から生じるものだから具体的にどうやればいいか
指導してくれる医師も少なく
安易に薬を処方されて紛らわせているうちにこじらせて悪化してしまう
それが長引くとうつ病になっていきます

僕も自律神経失調症をこじらせてしまい自律神経失調症の時点で解決できたから助かったけれど
うつ病になっていたらもっと回復は困難だったでしょうね
うつ病になった医学部時代の同級生をよく知っていますが
活力的なエネルギーがなくなりひと目ででうつ病だとわかりました

頭が良かった彼でもうつ病になると廃人のようになってしまったことにショックを受けたし
僕も自分の未来が心配でした
実際に自律神経失調症をこじらせたあげくうつ病になった患者さんを知っています
僕のところには体の不調でうつ病になってから来たのだけど話を聞いてみると以下の通りです
(もちろん個人が特定されないように配慮しています)



ある女性の話です
ストレスと過労が続いていた時に立ちくらみをして、息苦しさを感じるようになったそうです
病院に行ってみるとお決まりのように異常なし
しかし、ずっと慢性的に息苦しさや不安感が続き
次の病院に行ったら自律神経失調症と診断されました

向精神薬を出されたものの薬に頼ってしまって治らないんじゃないかと怖くなり
一度飲んだきり毎日何とか乗り切っていました
しかし倦怠感やめまいやイライラがひどくなっていき心療内科に行きました
出された薬を飲み続け漢方療法を続けるも悪化を食い止められない

次第に毎日が憂鬱になっていき自殺願望まで出てきたそうです
病院ではうつ病と言われ抗うつ薬を服用しその薬はどんどん増えていきました

その間も体調不良は悪化し続けて家事も育児もままならなくなり入院も経験しました
退院後もうつ病は寛解に向かわず微熱が続いた時僕の所に来ました

自律神経のバランスが乱れると毎日がストレスになります
機能的疾患が慢性化し原因解決ができないので悪化していきます
もともとストレスがあってバランスが崩れるから二倍のストレス
いや二の二乗で4倍の苦しみですね

交感神経ばかりが優位に立ち休まらないから
脳内の神経伝達物質であるセロトニンも出てくれなくなります
憂鬱できついことばかりだから長引くとうつ病に完全になってしまう

すべてのメンタルの苦しみは解決が為されないままだとうつ病に通じます


ガンも患者さんをどん底の精神状態に突き落としますが原因がはっきりわかっています
周りの人も励ましますが自律神経失調症などメンタルの症状は原因不明といっていいです
周囲の人もアドバイスしづらいし大抵「頑張って」で終わります
頑張ってきたから自律神経失調症になるのに…

がん患者さんはどこかで運命に立向う人が多いのですが
自律神経失調症はひたすら溺れたままもがく感じです
僕がそうだったから

だからいつか限界が来てうつ病に悪化していきます
うつ病にも自律神経失調症の症状が出るわけだからこちらも二重の苦しみです

肉体が不健康な状態になった場合、精神力も奪われてしまいます
だからますます解決が遠のきます

こういう例を持ち出すのもメンタルをほったらかしにして対策を取れないままに
悪化し続けてしまう多くの患者さんのようになってもらいたくないからです
早期発見、早期対策を根本的に取り組んでいきましょう

時間はとても貴重で一歩遅れてしまっただけでも人生が大きく左右されてしまいます 
ほったらかしにしていつか治ると思っていても現実は甘くないです

現実はとても厳しいものです
幸せに生きたい人ほど生きられない
僕もそうでした… 

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岩波先生の力で自律神経失調症とアダルトチルドレンを克服でき身体症状もすっかり良くなりました

岩波先生は僕の感情的抑圧を一番心の深いステージ(潜在意識)から取り除くことができる日本一の人物でした
抑圧は心に積もり積もった悪い感情が凝縮されたものです
これが存在する限り誰も幸せに生きられません

アダルトチルドレンはトラウマと抑圧がある限り
一生アダルトチルドレンとして生きなければならない 
過去の心の傷が未来の暗さを決定づけてしまうのは残酷だ…


過去の自分が幸せに生きることを邪魔してくるし理由なく生きにくさを与えてくる
普段普通に生活をしている人は抑圧を意識しないし意識しないように抑圧している
抑圧しても平気な量しか抑圧を受けていないからだ
 
だけど僕みたいなアダルトチルドレンだった人間は意識せざるを得ない抑圧の量がある
抱えきれない抑圧があるから精神的に本当に生きにくい
抑圧はマイナスの感情の塊だから何をしていなくても悪い感情に支配される
潜在意識が僕の心をいじめてくる

当然ストレス要因が生じると誰よりも心が傷つきやすい
傷ついた心はもろいからもっと生きにくくなる…
なんて構図なんだろう…
ここにハマった人に明るい未来はないな… 


一般の人ですら様々な邪魔な感情を押し込めているのに
過去に心の傷を持つ人間が抑圧に悪影響を受けないわけがない!
僕が様々な患者さんを診察していて思うのは
この抑圧された量が健康に密接だということ


例えば更年期になって体調が著しく害している人ほど幸せに生きられず
感情の抑圧がひどかった人ばかりです
体調が少しでも崩れると普通の人は一時的なもので終わるけれど一気に崩れていきます
慢性化していって毎日の苦しみを抑圧して生きるから抑圧量は増える一方です…

だから自律神経失調症も不定愁訴も治りにくいんですよね
ストレスはストレスを生み出して増殖していきます
苦しみに終りが見えないと心が折れていきます
ここまでいっちゃったら精神力の強さとか関係ないです

精神力がある人ほど耐えてしまって折れちゃうわけです…
不条理なことですよね

頑張ったあげくメンタルも機能的にも器質的にもぼろぼろになってしまう結末です…
僕が体の不調や身体症状に医学の道を志しても
苦しめられてきたのは全部ストレスと感情的抑圧が原因でした 



体調不良が慢性化して不健康だった僕は
その原因がメンタル面とストレスにしかないことがわかってきました
生活の質が悪化している人は最後はストレスを疑ったほうがいいです
目に見えない部分だからこそ重要です
レントゲンやMRIやCTで可視化できる部分だけが重要ではありません


トラウマが原因かもしれないし直接的なトラウマがなくても
無意識に抑圧され続けた悪い感情の塊がないかどうか分析してみて下さい

ただし一人でやるとメンタルヘルス的に最悪なことになるので慎重に進めて下さい
無理に抑圧を見ようとする必要はありません
必ず抑圧を解消できる精神状態のときにだけやって下さい

つまり自力ではタフな精神状態には自動的になれないから
経験豊富な専門家のもとで必ず分析して下さい 


僕は父親のせいでアダルトチルドレンになってしまったそれまでの抑圧と
アダルトチルドレンになってからの生きづらさで増えていった抑圧をどうにかしないと
医師になる前に心が折れてしまうと思いました
閉塞感を打破するにはもう岩波先生しかいないと思いました
先生の技術でトラウマと抑圧が解決されないなら諦めようという気持ちでしたね…

 

岩波先生の神経症克服プログラムと脳覚醒プログラムを僕は同時に受けました
料金が倍になるということはなく何個も同時に受けられます
まず最初にやっていくことはどのプログラムも共通しています
抑圧の処理と脳覚醒状態に至るためのトランス誘導がそうです
入り口は皆同じだと思っていいと思います

トランス誘導をしていくとどの人も例外なく深まっていきます
ここが岩波先生の技術的なすごいところです
一回のセッションで3~4回誘導されますが(望めばもっとやってくれますよ)毎回違う感覚です

同じ人でもやるたびに違う感覚になるのだから
参加している人は皆それぞれの感覚を味わっていました

なぜ脳覚醒状態に深まるまで誘導されていくかといいますと
無意識状態が深まるほど心の抑圧処理が深いところから可能になるからです
抑圧は無尽蔵じゃないかってくらい僕らの心の底にたっぷりと溜められてます

ヘドロと表現している人がいたのは面白かったですがヘドロ掃除をするわけです要は
上澄みだけしか最初は掬い上げられないけれど
トランスが深まるともっと抑圧がなくなっていきます
トランスの深まりと抑圧処理と心が楽になる量は比例してます
トラウマも癒やされていきます 
 

そして古い記憶に遡っていきます
退行状態に入れたら僕のケースだったら父に小学1年生の頃に殴られている恐怖や悲しさを
思い出されるわけです
すごく悲しいけれどそれ以上にホッとできるようになります

究極の心の癒やしでした
癒されるという本物の経験ができました
癒やしは心の底から為されないと意味が無いとわかりました
 

ヘドロの中から取り出された腐りきったトラウマの塊がスーッと煙のようになくなっていくのだから
すっきりしないわけはないです!
すっごい感動ですよ!
胸のつかえがすっきりとれますしそれももっと深い所のゴミが取れたのだから


内科医として言わせてもらえればこの無意識の大掃除はどんな薬よりも効果的でした
抑圧は精神的なエネルギーだから薬で消すことなんてできません
あまり向精神薬で気を紛らわせないようにした方がいいと思います
どうしても使わないといけない状況ならば服用を止める権利は僕には全くありませんが…

僕は自律神経失調症解決の目的もありましたが
特に先生から自律神経失調症の心理セラピー的なことをされた覚えはありません
交感神経と副交感神経のバランスも脳覚醒状態に入れたら自動的に整い
ずっと悩まされてきた症状も消えていってくれました

風邪もひきにくくなり抑圧も無くなりやっと僕の心からヘドロが一掃されました
プログラム中にやるように言われるトランス呼吸法も
精神面と体調の健康にとても役立ってくれました

体の不調や身体症状(器質的疾患、機能的疾患、器質的疾患)も完全になくなりました 
心の健康、体の健康も取り戻せ夢のような技術、夢のようなプログラムでした


今度トランス呼吸法がいかに健康にもプラスになるかの話も書いていきたいと思います



脳覚醒状態やトランス状態は体験した人でないとどれだけすごいものかわかりません
ご自分が体験されて初めて僕が書いていることが
理解できる種類のものです
ですので脳覚醒状態や瞑想トランス状態と言われる感覚がどういうものかお医者さんがブログで発表しているので詳しくはそちらをご覧ください 
超瞑想体験の劇的効果を体験した医師の脳覚醒ブログ 


※カテゴリ別の目次


内科医の思う病気とストレスのこと

内科医の思う病気・疾患のルーツ分析、整理

内科医の思う自律神経失調症のこと

内科医の思う更年期障害のこと

内科医の思う不定愁訴のこと

内科医の思う疾病恐怖症のこと

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内科医の思ううつ病のこと

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内科医の思うく健康と病気と死ぬこと




 


sunshinering at 14:33|PermalinkComments(0)

26.Juni.2016

父からの教育虐待、アダルトチルドレン、自律神経失調症になった内科医の話

僕は医学生になる前からも医学生になっても研修医になってからも
そして内科医になってからもずっとストレスを感じて生きた
父からの教育虐待でアダルトチルドレンとして生きざるを得なかった

人間関係でうまくいかなかったり感情が出なかったり(だから無理をして演じていた)
常に漠然とした不安を感じていた
緊張しやすく疲労を感じやすかった
孤独で自分への確固たる自信がなかった
なんて生きにくいのだろう…生きたいのにうまく生きられない


アダルトチルドレンってWIKIによると
『成人しても内的なトラウマをもつ』という考え方、事象、人間とのこと
この内的なトラウマはどんなに頑張っても克服できなかった

手が届かないしどう解決していいか分からない
でもつらい苦しい生きにくい! 

トラウマがあるのはわかっていた
認知行動療法をやったり精神分析療法をやった
自己分析も独力でやった
しかしトラウマがおぼろげにわかっても解消されない

だから後にトラウマが解決できるまで機能的疾患と精神的ストレスで苦しんできた
まったく無駄な時間を過ごしてしまったのだと思う… 

トラウマを根本から解消できる脳覚醒技術を開発してくれた岩波先生に出会うまでは
何をやっても気持ちが上向かなかった
無理やり生きてきた感じ…



父親のせいでとても生きづらい性質になってしまいきつかった
父から独立してもアダルトチルドレンが解消できるわけではない
父を離れても生きづらい自分に愕然としたものだ…
何も変わってくれない
こんなスカスカの内面を持つ僕が果たして生を全うできるのだろうか…

それって無意識のトラブル
だからメンタルが強くなくもろかった
傷つくことがあると誰よりも悩んで落ち込んだ

神経が過敏で弱い人間だと僕は自分のことを感じていた
だけどプライド高く育てられたからそう感じることも罪悪感を伴った
受け入れることもできないから頑張るしか無い

医師になれば何か変わるかもしれないと思った
父の影から抜け出せると思ったが
赤子の頃から父の精神的影響下にあったのだからそううまくいくはずなかった

トラウマがうずく度に父からの悪影響を感じずにいられない

その結果自律神経失調症になった
精神面の苦しみに加えて
神経過敏、動悸、過敏性腸症候群、下痢、倦怠感、偏頭痛の苦しみが出るようになってしまった

毎日がストレスで研修や勉強は何とかやり続けたがきつかった
この頃の苦しさを考えたら今はなんだってできる!
思えばこの苦しみを乗り越えたら今は楽なんだと思う

いい経験だったが当時はそんな余裕はもちろんなかったです



ストレスはその人の捉え方でゼロにも重度のストレスにも変わる 
僕はなんでもないストレスでも重度のストレスに変換して受け止めていた
それはアダルトチルドレンだったから

アダルトチルドレンである限り幸せに生きられない
絶対に
トラウマを解決しない限りアダルトチルドレンは治らないと思う 

無意識下に抑圧され続けた煮えたぎったやばい感情がボコボコ音を立てていたから
そりゃあそうなるわけですね
父への憎しみを僕は抑圧して生きなければならなかった
父の敷いたレールを動くことしかできないこともストレスだったし
父と同じ空間にいることも嫌だった

父は悪人ではないが自分を正義だと思っているたちの悪い人間だった
それでも刃向かえない
その抑圧は凄かったと思う

人間はこの抑圧の量で不安を感じやすいかどうか決まる
抑圧がなく幸せに生きてきた人間はストレスが少ない
抑圧をためた人間は不幸に生きなければならないって…



この差は酷いなと思う
どこまで不平等な世の中なんだ!! 

僕はアダルトチルドレンや自律神経失調症を解決するために
医学書や心理学の書籍や自己啓発本を持ち前の読書家っぷりを発揮して読み漁った
そこで抑圧と無意識の問題に行き当たり解決せねばならないと思いに至りました

そうせねば僕に未来はない
父にやられっぱなしの人生になる
だから解決せねば!

精神分析をやり瞑想をやり内観をやりましたが思うような効果が上がりません
自力での方法に見切りをつけた僕は専門家の先生を探すことにした

そこでやっと出会えたのが無意識の抑圧を取り除く第一人者の岩波先生だった
偶然知ったけれど必然だった気がしてならない
岩波先生の主催する神経症克服プログラム
まず最初に抑圧を取り除くことを徹底的にやっていく

 内的なトラウマを破壊させ抑圧を無意識下から解放させることが
可能なのは日本で岩波先生だけらしい
僕はぜひ参加させてもらいたいという気持ちを見せた

医師も多く参加しているので安心感があった
僕は医師ということを隠していたけど隠さない医師も中にはいて
誰もが生きにくさを抱えていると感じる…
【参照URL紹介 ・外科医神経症闘症記 ・脳外科医 手の震えとうつ病の体験の手記(相互リンク)】



医師になる人間は悩みやすいんだと僕は思う
不安が沢山でいっぱい傷を心に抱えている人は多いと思う
職業上弱みを明かすわけにはいかないだけだ

そういや父も病んでいた人間だと思う
本人は絶対に認めないが…

岩波先生の神経症克服プログラムのことについては次回にとっておきます
抑圧がなくなっていた時に僕は本当に生まれ変わった気がした
すっきりして本当に楽な気分とはこんななんだ!という歓喜を味わった

楽で安心してホッとしている気持ち…
すごく嬉しかった

分析しても瞑想してもトラウマを少しも解消できなかったのに
トラウマに振り回されていない自分が今は存在している! 



sunshinering at 11:32|PermalinkComments(0)

25.Juni.2016

健康とストレスを考える 疾病恐怖症、自律神経失調症の患者さんの例

健康とストレスと病気について患者さんのケースを書いていきたいと思います
もちプライバシーに配慮しています 


人間は健康で安心していきたい欲求が強いです
誰だってそう
しかし病気になったらどうしようという不安で生きている人もいます
いわゆる疾病恐怖症です

健康に生きるためにはストレスフリーに
もしくはストレスタフネスにならないといけない
病気を怖がるあまり不健康に生きなければならなくなったら悲惨です
病気にもなっていないうちから不安を感じてしまうと元も子もないです

そうならないようにある患者さんのケースを参考にして下さい 



彼は二十代から三十代にかけてずっと仕事一筋に頑張ってきたそうです
しかし三十代中頃になって会社が傾き多大なストレスを被って
何とか立て直そうと頑張ってきましたがついに倒産してしまい暇になったそうです
そして自分のことに気が向くようになった時、急に体の異変を感じました
胸焼けや動悸の異変からはじまり倦怠感や頭痛が頻発するようになりました
 
それまでのストレスから自律神経失調症を発症したようでした
さらに忙しい時はちっとも体のことを気にもしなかったのに、時間が余ってしまったため常に体の異変をチェックし始めました

昔ならちょっとした違和感だったものが今度は大きな不快なものとして認識されました
おかしいぞと思って病院で検査した所、数値が基準値を大きくはなかったですが上回っていました
それぐらいの数値ならばちょっと健康に注意して日常を普通に過ごせば戻るレベルだったのに本人は衝撃を受けたそうです

病気になったらどうしようという不安が強まり医師が心配ないとなだめてもますます不安が酷くなりました
今までの体調不良がその日からどんどんひどくなっていきました
病院を変えても問題なしとの診断
それすらも安心の材料ではなく不安を高まらせてしまったのですね
このときには疾病恐怖症にかかっていたのだと思います


転職して仕事を再開しても疾病恐怖症は収まらず、エネルギーも疾病恐怖に吸い取られていき気持ちが沈んでいきました
健康体や元気でいるということも思い出せなくなったそうです
そして僕のところに来たわけです

僕は本人に疾病恐怖症、自律神経失調症、不定愁訴だと告げました
彼はとても安心した表情でした

器質的な原因がなくても、やっと精神面に原因を特定できたのでその安堵感でしょうね

しかし疾病恐怖症は現実のものとなっていました
胃がストレスでボロボロになっていたのです
彼はとことん胃を検査して異常なしとのことだったようですが、僕のところに来る頃には見るも無惨なただれた状態でした

胃酸過多、粘液不足がストレスによって引き起こされたことは明らかでした

病気を不安になることは自分の身をまもることにつながりますが、病気のことをあまりに不安になることこそがストレスとなり逆効果になったりします
やっぱり健康的に生きるためには何よりも『気にしないこと』『起きたことは割り切ること』『不安を受け流せること』が大事なんだと思います 


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17.Juni.2016

不安障害と更年期障害と更年期うつの患者さんの例

不安障害、更年期障害がひどく健康不安で苦しんできた患者さんがやってきました
これも健康とストレスと不安の関連を強く裏付けるケースですので
紹介したいと思います(プライバシーに最大限配慮して記述しています)


四十代のパートをやっている主婦の方でした
不整脈や過呼吸、頭痛、耳鳴りが出るようになり私のところに来ました

体調不良を感じてから食欲もみるみるなくなり何かの病気だと思いあちこちで検査をした所
なんにも異常なしと言われたそうです
つまり器質的疾患が発見されなかったということですね
不定愁訴の一種です

私は精神的なものだと思いました
もともと不安を感じやすく何に対しても必要以上に不安を感じて追い詰めてしまうため
不安障害だと思いました
さらに更年期障害が加わり
主婦業もパート業もいっぱいいっぱいになるぐらい体調がひどくなっていました

更年期に入ってホルモンバランスが崩れると特に機能的疾患がひどくなっていきます
自律神経も乱れるので更年期障害が酷くなりやすいのです 

旦那さんは理解してくれず夫婦仲も悪かったそうです
家庭内にストレスの元凶があるようでした
ギリギリで頑張っているその女性に対して
暴言を吐くなどし続け常に離婚を考えて生きてきたと言っていました

動けなくなって寝たきりの状態が増えても旦那さんは怠けているとしか思わないらしく
家に居ても体も心も休まらない最悪な環境にずっと居たようです



これでは更年期障害がひどくなるし自律神経失調症になるのも無理はないでしょう
不安は不安を呼び、ょっと身体に異変を感じただけで何かの病気ではないかと疑い
それもストレス源になってしまう…
疾病恐怖症、心気症と言われる症状も含んでますね 

離婚をしても経済的な不安があるので踏み切れませんし相当苦しい状況のようでした

四十代を超え自律神経のバランスが崩れている女性は特に注意をして下さい
更年期障害が人よりもきついものになりやすく
苦しい状況が続くとストレス過多で更年期うつになってしまうケースが非常に多いんです

それまで体調面が悪くなかった人でも更年期に入ると自分の体と心がままならなくなります
ご注意下さい! 


sunshinering at 22:21|PermalinkComments(0)

13.Juni.2016

自律神経失調症、不安障害…簡単に負のサイクルに陥ってしまいます

ストレスと病気、メンタルと病気にについて書いてきましたが
どうも不安を感じて生きている人ほど病気にかかりやすいようです
僕が診察してきた経験からいってもそうでした
特に全般性不安障害、不安障害、不安神経症と診断される人は要注意です

また自律神経失調症と診断されてしまった人は
必ず不安とストレスによって引き起こされています
これらの症状名がつくと症状自体がストレスと不安を呼び寄せるので
さらに症状がひどくなって言う可能性が高まります

更年期になると更年期障害の影が忍び寄ってきます
この時に自律神経失調症気味だったら、更年期障害は自律神経が整っている方に比べ、ひどく長く苦しい時間が続いていってしまいます 
体調が悪いとメンタルも悪影響を受けます
そうなると自律神経のバランスがもっと崩壊していきます

更年期障害が治らず更年期うつになってしまう人も多いのです
(参考)相互リンクしているミチコさんの更年期うつ病克服体験記のブログ 


自律神経って自己コントロールできないだけに、バランスが崩れたらとにかくしんどい!
なぜなら自分で治そうとしてもダメなのだから
無力感、どうしていいか分からない感…
だから先行きが不安になりもっと精神的にやられていくのです


何を隠そう僕が自律神経失調症と診断され長い間苦しめられてきました
とにかく体調が悪い!
毎日きつくてたまらない
だから不安でたまらない

で、もっともっと悪化していく…
いつ治るかわからないから将来が不安
毎日ストレス
これが続くかと思うとストレス
なぜこうなったのかと過去を恨んでまたストレス
自分を捨てない限りストレスが溜まり続けるのだから何をどうしていいかわからない
 
これでは僕が体を壊しやすくなってしまったのも無理はなかったのでした
自律神経失調症は慢性化すると本当に治りにくい症状です



僕のところにどう考えても自律神経失調症だなと思われる患者さんは結構来ています
目眩、吐き気、だるさ、頭痛など訴えて来るんですが
僕は経験者なので自律神経の働きが乱れているかどうかすぐわかるようになりました

話を聞いても家族問題や仕事のストレス
色々な人間関係や経済状態の悪化など不安や心配事がたくさんです
メンタル面で一杯一杯なのに
その上ストレスで身体まで壊したらもっとメンタル面が崩れます

人間は簡単に負のサイクルにはまって抜け出せなくなっちゃいます
ストレスを溜めないように要領良くなるか
メンタルが強くなるかが健康的に生活の質を向上させて生きられる一番の方法です

生活の質なき人生はやっぱりつらいもんです
僕は生活の質を取り戻せましたがクオリティ・オブ・ライフなき人生はもうたくさんだ! 





sunshinering at 22:23|PermalinkComments(0)