疾病恐怖症の症状のこと
19.Mai.2018
心気症克服のために 心気症を患った医師から見た心気症対策
心気症とは何か?
心気症とは『自分は重い病気にかかっているんじゃないか』と必要以上に不安と恐怖に怯えてしまう症状のことをいいます
ちょっとした身体の異変を敏感に、病的に察知して、それがストレスになり常に病気の不安に怯えて生きてしまいます
そして、ネットをたくさん検索し同じ症例の人がいないかと時間を費やしたり、ドクターショッピングをしたり、いろいろな検査を受けても異常はないことにも怯えてしまいます
どんなに医師に『異常はありません、安心して下さい』と言われてもスッキリせず、ヤブ医者だと思って、次の病院に変えます
病気不安症とも言われていて、メンタル面に原因があります
だからいくら病院を変えても難しいですし、自分がまずは心気症かも? 疾病恐怖症、病気不安症なのかも?と気づくことが大事です
重い病気じゃないか? まだ発見されていないだけで着々と病気が進行しているんじゃないか?
ちょっとした誰もが起こる身体の異変(めまい、吐き気、頭痛、体のこり、息苦しさ、咳、むかつき、気だるさなど)を拡大解釈してしまって、命に関わる病気であることを疑う
ネットやテレビで他の人の症例を見ると、自分に適用してしまいすぐに不安になってしまう
安心して情報を集めることでストレスがひどくなる悪循環
常に健康のことを意識し、病的に健康を害することに恐怖を覚える
健康オタクになり、体位にいいことを必要以上にやってしまう
しかしストレスがあるため、行動した割には健康になっておらず、そこからさらに心気症の罠に陥っていく
常に医師や周りの人、家族や友人に大丈夫かどうか確認を求める
大丈夫と言われても決して安心できない
気休めとしか思えない
どこまでいっても安心がないから、不安を何はなくても自分で引き寄せてしまう
まして、ちょっと体に不調を感じると(メンタルが不調なのだから当然身体に悪影響が出る)、自分の不安は本当なのだと信じてしまい、不安と恐怖のオンパレードから脱出できない
仮にめまいが取り越し苦労だったとしても、今度は胃のむかつきに執着をして、病的に自分のあら捜しをする
だから一つの安心が永続的な安心につながることはなく、別の不安を探し始める脳の構図がある
それはもう無意識的な条件反射で、理性的に冷静に心気症を捉えようとしても不安が勝ってしまう
僕の心気症(病気不安症)の経験から、安心しようと頑張ることで不安を増幅させている事に気づいたほうがいいと思います
自分は病気か健康かばかりにとらわれて、安心を得ようとする行動、不安を打ち消そうとする行動が、逆に自分の首を絞めていることに気づくべきです
そこには覚悟と割り切りが必要になります
不安を消そうともがく行動は、あらゆる不安を引き寄せてしまいます
常に割り切りと覚悟を身につけるために行動して下さい
不安があってもいい、仮に病気があってもいい、検査結果に異常がなく気持ち悪くても、不安のまま生きてやるという気持ちを持つように、そちらで努力して下さい
はっきりいいまして、心気症の人の行動は心気症を悪化することしかできていません
自分の身体の異変ばかりに執着してしまうのは、それだけ費やしてしまう時間があるからです
何かに取り組む時間を徹底的に増やして下さい。
建設的なこと、趣味や楽しめること、感動できることなどにそのエネルギーを振り分けて下さい
決して自分の身体の異変が解決してからやろうと思わないで下さい
それが最大の癌です
がん細胞以上に怖い思考です
あとは心気症や病気不安症を解決できる専門家に相談することです
メンタルの不調から発していることがわかっている人なら、そこから根本的に解決してみて下さい
まだまだ心気症や病気不安症は世の中に認知されていませんし、医師も知識や経験が乏しい分野です
そして、世の中全体、そしてテレビや雑誌は徹底的に健康ブームです
そちらが儲かるからだしそれだけニーズがあるわけなんですが、それらの情報に惑わされないで下さい
病気の情報は不安を煽ります
それは心気症の人にとって一番やばいことです
セカンドオピニオンで異常なしだったら、それでもう割り切って、建設的なことをガンガン行動してみて下さい
もし不安を生じるさせる種が自分の心の中(無意識)にあるのならば、僕がやったように根本的な解決方法で、不安の種を取り除いて下さい
必ずあなただけの心気症になるべきルーツが無意識に構築されてしまっています
僕の心気症や自律神経失調症の克服のブログ記事はこちら
心気症とは『自分は重い病気にかかっているんじゃないか』と必要以上に不安と恐怖に怯えてしまう症状のことをいいます
ちょっとした身体の異変を敏感に、病的に察知して、それがストレスになり常に病気の不安に怯えて生きてしまいます
そして、ネットをたくさん検索し同じ症例の人がいないかと時間を費やしたり、ドクターショッピングをしたり、いろいろな検査を受けても異常はないことにも怯えてしまいます
どんなに医師に『異常はありません、安心して下さい』と言われてもスッキリせず、ヤブ医者だと思って、次の病院に変えます
病気不安症とも言われていて、メンタル面に原因があります
だからいくら病院を変えても難しいですし、自分がまずは心気症かも? 疾病恐怖症、病気不安症なのかも?と気づくことが大事です
重い病気じゃないか? まだ発見されていないだけで着々と病気が進行しているんじゃないか?
ちょっとした誰もが起こる身体の異変(めまい、吐き気、頭痛、体のこり、息苦しさ、咳、むかつき、気だるさなど)を拡大解釈してしまって、命に関わる病気であることを疑う
ネットやテレビで他の人の症例を見ると、自分に適用してしまいすぐに不安になってしまう
安心して情報を集めることでストレスがひどくなる悪循環
常に健康のことを意識し、病的に健康を害することに恐怖を覚える
健康オタクになり、体位にいいことを必要以上にやってしまう
しかしストレスがあるため、行動した割には健康になっておらず、そこからさらに心気症の罠に陥っていく
常に医師や周りの人、家族や友人に大丈夫かどうか確認を求める
大丈夫と言われても決して安心できない
気休めとしか思えない
どこまでいっても安心がないから、不安を何はなくても自分で引き寄せてしまう
まして、ちょっと体に不調を感じると(メンタルが不調なのだから当然身体に悪影響が出る)、自分の不安は本当なのだと信じてしまい、不安と恐怖のオンパレードから脱出できない
仮にめまいが取り越し苦労だったとしても、今度は胃のむかつきに執着をして、病的に自分のあら捜しをする
だから一つの安心が永続的な安心につながることはなく、別の不安を探し始める脳の構図がある
それはもう無意識的な条件反射で、理性的に冷静に心気症を捉えようとしても不安が勝ってしまう
僕の心気症(病気不安症)の経験から、安心しようと頑張ることで不安を増幅させている事に気づいたほうがいいと思います
自分は病気か健康かばかりにとらわれて、安心を得ようとする行動、不安を打ち消そうとする行動が、逆に自分の首を絞めていることに気づくべきです
そこには覚悟と割り切りが必要になります
不安を消そうともがく行動は、あらゆる不安を引き寄せてしまいます
常に割り切りと覚悟を身につけるために行動して下さい
不安があってもいい、仮に病気があってもいい、検査結果に異常がなく気持ち悪くても、不安のまま生きてやるという気持ちを持つように、そちらで努力して下さい
はっきりいいまして、心気症の人の行動は心気症を悪化することしかできていません
自分の身体の異変ばかりに執着してしまうのは、それだけ費やしてしまう時間があるからです
何かに取り組む時間を徹底的に増やして下さい。
建設的なこと、趣味や楽しめること、感動できることなどにそのエネルギーを振り分けて下さい
決して自分の身体の異変が解決してからやろうと思わないで下さい
それが最大の癌です
がん細胞以上に怖い思考です
あとは心気症や病気不安症を解決できる専門家に相談することです
メンタルの不調から発していることがわかっている人なら、そこから根本的に解決してみて下さい
まだまだ心気症や病気不安症は世の中に認知されていませんし、医師も知識や経験が乏しい分野です
そして、世の中全体、そしてテレビや雑誌は徹底的に健康ブームです
そちらが儲かるからだしそれだけニーズがあるわけなんですが、それらの情報に惑わされないで下さい
病気の情報は不安を煽ります
それは心気症の人にとって一番やばいことです
セカンドオピニオンで異常なしだったら、それでもう割り切って、建設的なことをガンガン行動してみて下さい
もし不安を生じるさせる種が自分の心の中(無意識)にあるのならば、僕がやったように根本的な解決方法で、不安の種を取り除いて下さい
必ずあなただけの心気症になるべきルーツが無意識に構築されてしまっています
僕の心気症や自律神経失調症の克服のブログ記事はこちら
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2.Juli.2017
癌恐怖症と疾病恐怖症 医師からみたメンタルヘルス
疾病恐怖症の一種に、癌恐怖症があります
有名人が癌になって亡くなってしまうニュースはしょっちゅうあります
身内の方を癌で亡くしてしまうことも身近です
そうです
癌恐怖症は疾病恐怖症の中でも最もなりやすい症状です
実際に癌ではないのに、「癌にかかっているのでは?」「癌になったらどうしよう」
という不安に日常を支配されてしまうのが癌恐怖症です
強迫観念と結びついた癌恐怖症(疾病恐怖症)はさらに重症です
そして不安要素はニュースを見ても家族や親族を見ても、その材料は揃っていますよね
癌恐怖症は生活の質を奪い取ってしまいます
精神的に落ち込みますし、焦りますし、発狂したくなります
それにちょっとした体調が悪いときも、過度に敏感になってしまいます
神経が高まりますし、ストレスがひどくなります
気持ちも落ち着かなくなり、不安にさいなまれる現実で死んだほうがマシとさえ思います
癌恐怖症と診断していい患者さんはこれまで何人も僕は診てきました
癌恐怖症の方は検査をしまくります
あっちの病院で癌じゃないことがわかっても、検査の見落としを疑い、別の病院に行きます
どこも異常はないけれど、不安は消えない
これは神経症の一種です
すべての体調不良を癌のせいだと思ってしまうのですから
家族の忠告も届きませんし、何より本人が一番くるしいです
最近は、乳癌の見落としをきっかけに、若くして命を落とされた方が大きなニュースとなりました
癌恐怖症の方は一層心配になったことと思います
僕の患者さんはいくつもの神社でお祓いをしたり、
有名な霊媒師の方にお世話になってきたそうです
西洋医学に幻滅し(癌への不安を消してくれないため)、
スピリチュアルなものに救いを求め、その過程で自分が癌恐怖症だとわかってきたそうです
しかし向精神薬では癌恐怖症、疾病恐怖症を消すことができず、
僕のところにやってきました
自分が癌恐怖症や疾病恐怖症だと自覚した人は、
その原因を解決していくことができたら、症状が楽になっていくことができます
人には恐怖症にかかる歴史が必ずあります
特に癌に対しての恐怖が強い理由はその人生の中に組み込まれています
突発的になるわけではありません
強い執着を持っていることに気づくことが突破口になります
人は原因がわかると楽になる性質を持っています
ですが、自覚がない人は病院で検査をして癌じゃないことを確認して
ホッとしたり、逆に不安になったりします
キリがありません
精神的に病んでしまいますし、ストレスで自律神経の働きもおかしくなります
不安と恐怖が現実化してしまう恐れも出てきてしまいます
ストレスによる体調不良が続くと、
それが癌ではなくても不安が的中していると本人は思い込んでしまいます
この悪循環は断ち切らないと、老人になってから本格的に健康を害した時、
もっと生活の質が精神的に破壊されてしまいます
癌恐怖症の方の家族の方も巻き込むことがあります
本人は不安でたまらないのに、家族は理解してくれない苦しみもあります
さらに癌になったら? なっていたら?という強迫観念はストレスで強まります
どこまでも終わらない苦しみが、癌恐怖症です
気のし過ぎで片付けられる問題ではありません
まずできることはストレスを溜めない生活を心がけることです
そして「気づくこと」です
自覚が大事です
自分は癌恐怖症だとわかるというより、
癌恐怖症になった原因をはっきり知ることですね
そしてここからは有能な専門家の力を借りなければなりませんが、
潜在意識の刻み込まれた「認知の歪み」を根本解決することです
認知の歪みが恐怖症を悪化させます
ここでも気づくことが大事になります
頭の表面でわかるのではなく、決定的に自分が認知が歪んでいたことを、
感情的に悟ることです
そうなんです
悟りを開くぐらいに気づかないと、癌恐怖症や疾病恐怖症は
治りようがないものです
最後には癌になってもがたがた騒がないという覚悟も必要です
なってもならなくても関係ないという覚悟です
なったらもうしょうがない、それでも生きてやるという覚悟が自分を救います
有名人が癌になって亡くなってしまうニュースはしょっちゅうあります
身内の方を癌で亡くしてしまうことも身近です
そうです
癌恐怖症は疾病恐怖症の中でも最もなりやすい症状です
実際に癌ではないのに、「癌にかかっているのでは?」「癌になったらどうしよう」
という不安に日常を支配されてしまうのが癌恐怖症です
強迫観念と結びついた癌恐怖症(疾病恐怖症)はさらに重症です
そして不安要素はニュースを見ても家族や親族を見ても、その材料は揃っていますよね
癌恐怖症は生活の質を奪い取ってしまいます
精神的に落ち込みますし、焦りますし、発狂したくなります
それにちょっとした体調が悪いときも、過度に敏感になってしまいます
神経が高まりますし、ストレスがひどくなります
気持ちも落ち着かなくなり、不安にさいなまれる現実で死んだほうがマシとさえ思います
癌恐怖症と診断していい患者さんはこれまで何人も僕は診てきました
癌恐怖症の方は検査をしまくります
あっちの病院で癌じゃないことがわかっても、検査の見落としを疑い、別の病院に行きます
どこも異常はないけれど、不安は消えない
これは神経症の一種です
すべての体調不良を癌のせいだと思ってしまうのですから
家族の忠告も届きませんし、何より本人が一番くるしいです
最近は、乳癌の見落としをきっかけに、若くして命を落とされた方が大きなニュースとなりました
癌恐怖症の方は一層心配になったことと思います
僕の患者さんはいくつもの神社でお祓いをしたり、
有名な霊媒師の方にお世話になってきたそうです
西洋医学に幻滅し(癌への不安を消してくれないため)、
スピリチュアルなものに救いを求め、その過程で自分が癌恐怖症だとわかってきたそうです
しかし向精神薬では癌恐怖症、疾病恐怖症を消すことができず、
僕のところにやってきました
自分が癌恐怖症や疾病恐怖症だと自覚した人は、
その原因を解決していくことができたら、症状が楽になっていくことができます
人には恐怖症にかかる歴史が必ずあります
特に癌に対しての恐怖が強い理由はその人生の中に組み込まれています
突発的になるわけではありません
強い執着を持っていることに気づくことが突破口になります
人は原因がわかると楽になる性質を持っています
ですが、自覚がない人は病院で検査をして癌じゃないことを確認して
ホッとしたり、逆に不安になったりします
キリがありません
精神的に病んでしまいますし、ストレスで自律神経の働きもおかしくなります
不安と恐怖が現実化してしまう恐れも出てきてしまいます
ストレスによる体調不良が続くと、
それが癌ではなくても不安が的中していると本人は思い込んでしまいます
この悪循環は断ち切らないと、老人になってから本格的に健康を害した時、
もっと生活の質が精神的に破壊されてしまいます
癌恐怖症の方の家族の方も巻き込むことがあります
本人は不安でたまらないのに、家族は理解してくれない苦しみもあります
さらに癌になったら? なっていたら?という強迫観念はストレスで強まります
どこまでも終わらない苦しみが、癌恐怖症です
気のし過ぎで片付けられる問題ではありません
まずできることはストレスを溜めない生活を心がけることです
そして「気づくこと」です
自覚が大事です
自分は癌恐怖症だとわかるというより、
癌恐怖症になった原因をはっきり知ることですね
そしてここからは有能な専門家の力を借りなければなりませんが、
潜在意識の刻み込まれた「認知の歪み」を根本解決することです
認知の歪みが恐怖症を悪化させます
ここでも気づくことが大事になります
頭の表面でわかるのではなく、決定的に自分が認知が歪んでいたことを、
感情的に悟ることです
そうなんです
悟りを開くぐらいに気づかないと、癌恐怖症や疾病恐怖症は
治りようがないものです
最後には癌になってもがたがた騒がないという覚悟も必要です
なってもならなくても関係ないという覚悟です
なったらもうしょうがない、それでも生きてやるという覚悟が自分を救います
sunshinering at 12:04|Permalink│Comments(0)
25.Juni.2016
健康とストレスを考える 疾病恐怖症、自律神経失調症の患者さんの例
健康とストレスと病気について患者さんのケースを書いていきたいと思います
もちプライバシーに配慮しています
もちプライバシーに配慮しています
人間は健康で安心していきたい欲求が強いです
誰だってそう
しかし病気になったらどうしようという不安で生きている人もいます
いわゆる疾病恐怖症です
健康に生きるためにはストレスフリーに
もしくはストレスタフネスにならないといけない
もしくはストレスタフネスにならないといけない
病気を怖がるあまり不健康に生きなければならなくなったら悲惨です
病気にもなっていないうちから不安を感じてしまうと元も子もないです
そうならないようにある患者さんのケースを参考にして下さい
彼は二十代から三十代にかけてずっと仕事一筋に頑張ってきたそうです
しかし三十代中頃になって会社が傾き多大なストレスを被って
何とか立て直そうと頑張ってきましたがついに倒産してしまい暇になったそうです
何とか立て直そうと頑張ってきましたがついに倒産してしまい暇になったそうです
そして自分のことに気が向くようになった時、急に体の異変を感じました
胸焼けや動悸の異変からはじまり倦怠感や頭痛が頻発するようになりました
それまでのストレスから自律神経失調症を発症したようでした
さらに忙しい時はちっとも体のことを気にもしなかったのに、時間が余ってしまったため常に体の異変をチェックし始めました
昔ならちょっとした違和感だったものが今度は大きな不快なものとして認識されました
おかしいぞと思って病院で検査した所、数値が基準値を大きくはなかったですが上回っていました
それぐらいの数値ならばちょっと健康に注意して日常を普通に過ごせば戻るレベルだったのに本人は衝撃を受けたそうです
病気になったらどうしようという不安が強まり医師が心配ないとなだめてもますます不安が酷くなりました
今までの体調不良がその日からどんどんひどくなっていきました
病院を変えても問題なしとの診断
それすらも安心の材料ではなく不安を高まらせてしまったのですね
このときには疾病恐怖症にかかっていたのだと思います
転職して仕事を再開しても疾病恐怖症は収まらず、エネルギーも疾病恐怖に吸い取られていき気持ちが沈んでいきました
健康体や元気でいるということも思い出せなくなったそうです
そして僕のところに来たわけです
僕は本人に疾病恐怖症、自律神経失調症、不定愁訴だと告げました
彼はとても安心した表情でした
器質的な原因がなくても、やっと精神面に原因を特定できたのでその安堵感でしょうね
しかし疾病恐怖症は現実のものとなっていました
胃がストレスでボロボロになっていたのです
彼はとことん胃を検査して異常なしとのことだったようですが、僕のところに来る頃には見るも無惨なただれた状態でした
胃酸過多、粘液不足がストレスによって引き起こされたことは明らかでした
病気を不安になることは自分の身をまもることにつながりますが、病気のことをあまりに不安になることこそがストレスとなり逆効果になったりします
やっぱり健康的に生きるためには何よりも『気にしないこと』『起きたことは割り切ること』『不安を受け流せること』が大事なんだと思います
※カテゴリ別の目次
内科医の思う病気とストレスのこと
内科医の思う病気・疾患のルーツ分析、整理
内科医の思う自律神経失調症のこと
内科医の思う更年期障害のこと
内科医の思う不定愁訴のこと
内科医の思う疾病恐怖症のこと
内科医の思う岩波神経症克服プログラムのこと
内科医の思ううつ病のこと
内科医の思う心気症のこと
内科医の思う質のいい睡眠と不眠症と健康
内科医の思うトランス呼吸法のこと
内科医の思うく健康と病気と死ぬこと
※カテゴリ別の目次
内科医の思う病気とストレスのこと
内科医の思う病気・疾患のルーツ分析、整理
内科医の思う自律神経失調症のこと
内科医の思う更年期障害のこと
内科医の思う不定愁訴のこと
内科医の思う疾病恐怖症のこと
内科医の思う岩波神経症克服プログラムのこと
内科医の思ううつ病のこと
内科医の思う心気症のこと
内科医の思う質のいい睡眠と不眠症と健康
内科医の思うトランス呼吸法のこと
内科医の思うく健康と病気と死ぬこと
sunshinering at 23:28|Permalink│Comments(0)
12.Juni.2016
不安を感じやすい人は自分でストレスと病気を吸い寄せてしまう
不安…
不安だと安心したいですよね
でも不安が慢性化すると安心がどんなものか忘れてしまうんです
健康を害したら毎日が不安になるし不安になったら健康を害していきます
これが今日のテーマです
健康を害したら毎日が不安になるし不安になったら健康を害していきます
これが今日のテーマです
僕はアダルトチルドレンだったからずっと漠然とした焦りや不安や孤独がずっとありました
父の厳格なしつけが原因です
父の前では不安が慢性化していたから父から離れていても安心がどんなものか忘れてしまいましたね
不安はいろいろな不安を吸い寄せてしまうのも身を持ってわかっています
砂鉄を吸い寄せる磁石が僕の心の底にはありました
健康問題もあてはまります
健康に不安を感じてしまった人はまだかかっていないのに病気の心配をします
自分で勝手に不安に感じてストレスを作っています
このストレスが非常に厄介で病気をじわじわ進行させていきます
器質的な疾患があったらそこを集中的に攻撃してきます
心気症と言われる症状までなってしまう人も多いです
このストレスが非常に厄介で病気をじわじわ進行させていきます
器質的な疾患があったらそこを集中的に攻撃してきます
心気症と言われる症状までなってしまう人も多いです
僕の患者さんにこんな方がいました
プライバシーに配慮して書いていきます
家にいても何をしてもものすごく不安で息苦しく
健康なのに「病気になったらどうしよう」という意識が強い方でした
健康なのに「病気になったらどうしよう」という意識が強い方でした
疾病恐怖症と言ってもいいくらいで
検査ではなんにも異常はないのに病気のことを不安がっていました
検査ではなんにも異常はないのに病気のことを不安がっていました
息苦しいと訴えてきたんですが器質的疾患がなかったのにそうなったのには理由があります
ストレスが酷いと人間は呼吸が浅くなり息苦しさを感じるようになります
ストレスが酷いと人間は呼吸が浅くなり息苦しさを感じるようになります
もっと息を深く大きくゆったりすればよかったけれど
その不安がますます息を浅くしてしまったのだと思います
その不安がますます息を浅くしてしまったのだと思います
この息苦しさから「何かおおきな病気なのか?」という不安に取り憑かれ
もっとストレスが溜まっていったようです
もっとストレスが溜まっていったようです
本人だけが騒いでいてもご家族はみんな軽く見ていたようで
その孤独感もつらいと言っていました
その孤独感もつらいと言っていました
ご家族からしたら何にも異常がないのだから「気のしすぎ」だと思うのも当然なんでしょう
でも僕が「気のせいですよ、安心して下さい」と言っても患者さんは納得しなかったでしょう
たくさんの医師に診てもらって僕のところに来たので
同じセリフは何度も言われているはず
同じセリフは何度も言われているはず
僕はこの方が『不安障害』『不安神経症』だと思ったので心療内科を紹介しました
しかしいくら肉体的に異常が見当たらなくても不安でストレスばかり被っていたら
いずれ本当の病気になってしまうと思います
いずれ本当の病気になってしまうと思います
だからメンタル面から解決しなくてはいけません
心の迷いとストレスは身体の健康を蝕んでいきます
蝕まれたらメンタルはもっともろくなります
心の迷いとストレスは身体の健康を蝕んでいきます
蝕まれたらメンタルはもっともろくなります
病気にかかるかもしれないという不安はその患者さんの人生で形作られたものです
彼の中で不安に思ってしまう原因が必ずあります
そこから処理していかないといつか本当の病気になってしまって
彼の不安は的中してしまうでしょう
病は気から
彼の不安は的中してしまうでしょう
病は気から
健康寿命を長くするためにもストレスに強いメンタル面を獲得することは肝心です
長生きできてもつらく苦しい疾患を抱えたりメンタル面の悩みがあったら
あんまり意味が無いと僕は思いますから
長生きできてもつらく苦しい疾患を抱えたりメンタル面の悩みがあったら
あんまり意味が無いと僕は思いますから
※カテゴリ別の目次
sunshinering at 19:43|Permalink│Comments(0)